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銀行など金融機関の預貯金の枠内で買い物ができるサービスのこと。
ヨーロッパでは比較的普及しているようである。
ヨーロッパでは、銀行口座に多額の預金があったとしても限度額が少額でしか利用できず、クレジットカードが実用にならないことも理由と見込まれる。
「Visaデビットカード」として、VISAと同様の16桁の番号を発行するサービスがある。
これはVISAカードと同様に利用できることを売りとするサービスで、預金口座に直結して利用できる。
デビットカードはクレジットカードではないので、預金残高以上の買い物はできない。このため、宣伝されるように「使いすぎる心配がない」かどうかまでは不明だが、少なくとも自分の財産以上の買い物はできない。
J-Debitは必ずオンラインで残高確認されるため超過することはない。Visaデビットカードの場合で、かつオンラインでないような加盟店では口座残高を超過して取引が成立することもあるが、この場合はカード発行会社(イシュアー)が立て替え、後から利用者に請求されることもある。
また、口座預金残高の他に、デビットでの利用限度額が別途設定できることもある。
J-Debitは日本国内限定のサービスであり海外では利用できない。今後も無理だろう。
Visaデビットカードの場合は、それ自体はVISAカードの機能を持っており、裏にはおそらく「PLUS」のマークが付いているため、VISAまたはPLUSマークがあるATMから現地通貨の引き出しが可能である。クレジットカードの場合、このサービスはキャッシングになるところだが、これはデビットなので、ようは「両替」である。手数料が結構高い。
クレジットカードの魅力の一つはポイントだが、デビットカードではどうか。
J-Debitでポイントサービスをしているところは、これを著している時点では殆ど存在しない。
日本の銀行は、1回あたり100円ないし200円程度のATM手数料を取るが、これが無料(土日や18時以降でも)なのが利点と主張しているらしい。
2011(平成23)年現在、仙台銀行と滋賀銀行がポイントを還元する。あとは、ヨドバシカメラとビックカメラが、現金と同じポイント率でポイント還元をしている(クレジットカードでは還元率が低いので、これは利点と言える)。
J-Debitはあくまで現金の代わりとしての用途を想定しているらしく、ポイント還元には積極的ではない。
Visaデビットカードの場合は、カード発行会社にもよるがVISAカードと同様ポイント制に似たサービスが提供されているようである。
SURUGA VISAデビットの場合、年間利用額にキャッシュバック率を掛けた分が銀行口座にキャッシュバックされる。
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