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Visaクレジットカードと同様の16桁の番号があり、ほぼ全てのVisaクレジットカードの加盟店で、クレジットカードと同じように利用できることを売りとするサービスである。
デビットカードなので預金口座に直結して利用できる。このためクレジットカードとは違い利用者の信用は不要だが、金融機関口座と預貯金は必須である。
クレジットカードと同様に年会費が必要なサービスもある。
類似サービスに、銀行口座が不要なプリペイドサービスのVisaプリペイドカードが存在する。
日本では、次のようなサービスが提供されている。
預金口座に直結しているため、Visaデビットカードは即金一括払いのみである。分割、ボーナス払い、リボ払いなどはできない。なぜなら、分割や後払いにすると、与信が生じるからである。
そのためデビットカードは、使用したらすぐに口座から引き落とす必要があり、与信が発生しないようインプリンターは使わず全て電子処理する。
ゆえにVisaデビットカードは全てエンボスレスで、「ELECTRONIC USE ONLY」の表示があるカードが用いられる。
クレジットカードと同様、円建ての他、海外で使えるものでは外貨建てでも利用できる。
その際、レートから円貨額に換算され、それに手数料を加えた額が請求額となる。
カードにもよっては対応していないが、VISAクレジットカードと同様に「国際キャッシュカード」のサービス(いわゆる現地通貨お引出しサービス)が利用できる。
これは、海外の「VISA」「PLUS」のマークのあるATMで現地通貨を引き出すことができるサービスである。
外貨両替の手間がない。その代わり、手数料は一般に高額である。
現時点で、日本国内でのサービスで、VISA認証への対応が確認されているのは、スルガ銀行「SURUGA VISAデビットカード」である。
クレジットカードと同様、店頭にて「支払方法」や「支払回数」を聞かれることがある。
その場合は「1回(払い)で(お願いします)」と伝えればよい。
クレジットカードと同様、サイン(署名)か暗証番号の入力が必要である。
カード裏面に署名をしておいて、決済時にも署名をする。これは、クレジットカードのシステムをそのまま使っているためである。
デビットカードなので与信は不要であり、ゆえに年齢制限などは無くてもサービスとしては困らない。
但しトラブルを避けるためか各社とも高校生以上を想定しているようで、中学生を除く15歳以上(楽天、スルガ、りそな)や16歳以上(UFJ)、などと明記しているサービスもある。
国内で利用する場合の制限としては、月額・継続契約の利用料金の支払いには利用できない。現金の代わりに一回限りの支払いをするような用途にのみ使用できる。
また、高速道路通行料金の支払いなどには使用できない。
Visaデビットカードの引き落としは即時だが、キャンセルや変更時の返金処理には時間を要する。
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