ア | イ | ウ | エ | オ |
カ | キ | ク | ケ | コ |
サ | シ | ス | セ | ソ |
タ | チ | ツ | テ | ト |
ナ | ニ | ヌ | ネ | ノ |
ハ | ヒ | フ | ヘ | ホ |
マ | ミ | ム | メ | モ |
ヤ | ユ | ヨ | ||
ラ | リ | ル | レ | ロ |
ワ | ヰ | ヴ | ヱ | ヲ |
ン |
A | B | C | D | E |
F | G | H | I | J |
K | L | M | N | O |
P | Q | R | S | T |
U | V | W | X | Y |
Z | 数字 | 記号 |
Unicodeの版の一つで、初版Unicode 1.0に対する改訂版である。
Unicode 1.1は、Unicode 1.0.1に文字の追加や、一部仕様変更を加えた版である。
チベット文字の一旦削除など、大きな仕様変更も存在する。
Unicodeの普及が始まった最古の版である。
U+1E00〜1EFFに定義される「ラテン文字 追加拡張」の多くがUnicode 1.1から追加された。ケルト語派などに使われるISO-8859-14の文字の一部が、この拡張に含まれている。
追加された文字から推定される新規対応言語は、以下の通りである。
このほか、拡張アルファベットを使う様々な言語に新規対応したものと思われる。
1.1から追加された文字は、次の通り(文字コード順)。
Unicode 1.0.0にあり、Unicode 1.1で削除された文字は、次の通りである(判明分のみ)。
削除された符号位置に、別の文字が割り当てられているものもある。
「移動」や、「統廃合」の対象となったものは除く(詳細後述)。
U+2300とU+2301は、Unicode 1.0.1の段階で既に削除されていた。
GREEK SMALL LETTER 4種(U+03DB、U+03DD、U+03DF、U+03E1)は、Unicode 3.0から同じ符号位置で復活した。
TIBETANは符号位置を変更してUnicode 2.0で改めて登録されている。
先のUnicode 1.0はUnicodeの中では特殊な版であり、1.1以降と比較して、様々な仕様差が存在する。
Unicode 1.0.0にあり、Unicode 1.1から重複等を理由として統合された文字は、次の通りである。
矢印の左側がUnicode 1.0の番号、右がUnicode 1.1の番号だが、右の文字はUnicode 1.0にも存在する。つまり、右の文字番号に統廃合されたことになる。文字の名前は、Unicode 1.0での名称である。
Unicode 1.0→1.1以降のコンバーターを作る場合は、片方向変換をすることになる。
以下の文字は、Unicode 1.1以降で符号位置が変更になる。
以下は、Unicode 1.1で同位置ながら文字機能が変更されていると見られる文字である(判明分のみ)。
「NON-SPACING」(文字送りをしない)とされていたものが「COMBINING」(結合)となったのが、仕様変更の柱である。両者を「同一の文字」と見なせるのかどうかは、議論の対象であろう。
Unicode 1.0.1までは、U+1000〜U+104Cにチベット文字が存在した(途中、空きあり)。
Unicode 1.1では文字が全て削除された。
チベット文字は、Unicode 2.0から符号位置をU+0F00〜U+0FFFに変えて、再び定義されている(配置、文字数などは異なる)。
Unicode 1.0.1までは「仝」という字が二つあった。
U+3004の記号「IDEOGRAPHIC DITTO MARK」と、U+4EDDのCJK統合漢字の双方に存在した。
但し同形というだけで、Unicode consortiumとしては別の文字として扱っていたようである。1.1では、記号側のU+3004は削除され、U+4EDDが残された。
そして記号の仝の跡地U+3004には、元々U+32FFに存在していた旧JISマーク「〄」(JAPANESE INDUSTRIAL STANDARD SYMBOL)が移動となっている。
コメントなどを投稿するフォームは、日本語対応時のみ表示されます