スパムの原因となるオープンリレー設定のSMTPサーバーを登録したデータベース。
スパム防止用のブラックリストである。MAPSや、かつてのORBS、ORDBなどの他に、RBLとして様々な団体や個人がデータベースを作成しインターネット上で公開している。
このデータベースを使うと、オープンリレーのSMTPサーバーから発信された(あるいはそのSMTPサーバーを経由した)メールをすべて拒否するような設定が可能となる。スパムの受信量を減らすことができるが、そのSMTPサーバーから正規に発信されたメールも受けとれない。
IPアドレスの逆引きの形式でデータを提供することが多く、たとえば1.2.0.192.rbl.example.comのAレコード(多くの場合127.0.0.0/8の範囲)が存在する場合には、192.0.2.1がリストに含まれていることを表わす(rbl.example.comがRBLの提供ドメインとする)。
TXTレコードに理由が書かれている場合や、その際得られるアドレスの下位ビットによって分類している場合もある(例: 127.0.0.2 = スパム、127.0.0.4 = open proxy)。
最近では、オープンリレーサーバーのほか、Web向けのサービスが提供されることもある。
例えば、HTTP open proxy、ダイアルアップなど動的に割り当てられるアドレス、国や地域ごと(たとえば南鮮・支那のIPアドレスブロックを含むリストなど)のIPアドレスリストが提供されることもある。
近年ではオープンリレー設定のサーバーは減少してきている。
また、スパムも次のように方法が多彩化し、オープンリレーを使わないものが増えたことなどから、RBLの重要性は下がっている。
また、オープンリレーのチェック自体がネットワークに大きな負荷を与えることから、RBL自体に疑問を投げかける声もある。
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