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国際電信電話株式会社。かつて存在した電話会社。
KDDは元は日本電信電話公社(電電公社)から1953(昭和28)年に分離独立した国際系新電電だった。国際部門が一足先に民営化された理由は幾説かありよく分かっていない。
当時は「電電公社は民営化するべきだ」という議論があったが、それを拒み、かつその議論をかわすために、まず競争原理が導入しやすい国際通信部門を切り放したのがKDD誕生のきっかけであるという説のほか、国際部門は戦前より民間企業が行なっていたので馴染みやすかった、国際部門は国内部門に比べて規模が小さいため民間企業に任せても問題無いと考えられた、オペレーターなどとして語学に堪能な人間が多数必要であったが、公社では給料で特別な待遇を与えられず、人集めに支障を来たすのではないかと考えられた、などの説がある。
そのような理由から当初はKDD法により「KDDは国際通信事業のみに限定」と規定されていた。
後に国際・国内通信の垣根が取り払われたところでKDDの国内通信参入を解禁するという電気通信審議会(旧郵政省の諮問機関)の答申をうけ、1998(平成10)年7月に国内電話に参入、この時6秒単位の料金でのサービス「1円電話」を開始した。
1998(平成10)年12月には日本高速通信(TWJ)を吸収合併しケイディディ株式会社となった。2000(平成12)年10月1日にはDDIおよびIDOと合併し、KDDIとなった。
先述の1円電話は単価レベルでは赤字ながら長く続き、KDDIにも引き継がれたが、2005(平成17)年8月31日にて終了している。
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