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総務省の告示に矛盾しないよう、JARLがFM無線電話で使える周波数帯の中から選定している。
アマチュアバンドのうち、3.5MHz〜1200MHzのバンドにおいて、定められている。
非常通信周波数とされた周波数は、聞いている人が多いと考えられ、中でも呼出周波数としても使われ利用者の多い周波数帯である145.00MHzまたは433.00MHzであれば応答確率が高いとみられる。呼出周波数は応答確率は高いが、ここは呼出専用であるので、実際の会話は他の周波数に移らなければならない。
万一、何度呼んでも応答が無い場合は、周波数帯をワッチし、交信中の局を見つけたら送信と受信が移る間に割り込んで「ブレーク」と宣言する方法もある。ブレークとは送信の中断を要請する命令であり、これが相手に届いていれば、「ブレーク局どうぞ」と応答するので、この時に非常事態が発生したことを説明すればよい。
アマチュア無線家は親切な人が多いので、非常通信に協力してくれる人は多いと思われる。
目的は非常通信であるが周波数は固定されておらず、不定期に変更されている。このため、事前に確認しないとならない。
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