ア | イ | ウ | エ | オ |
カ | キ | ク | ケ | コ |
サ | シ | ス | セ | ソ |
タ | チ | ツ | テ | ト |
ナ | ニ | ヌ | ネ | ノ |
ハ | ヒ | フ | ヘ | ホ |
マ | ミ | ム | メ | モ |
ヤ | ユ | ヨ | ||
ラ | リ | ル | レ | ロ |
ワ | ヰ | ヴ | ヱ | ヲ |
ン |
A | B | C | D | E |
F | G | H | I | J |
K | L | M | N | O |
P | Q | R | S | T |
U | V | W | X | Y |
Z | 数字 | 記号 |
外出先で、スマートフォンや携帯電話機などを充電できる電池製品の俗称の一つ。
現在のスマートフォンの潮流は、大きくiPhoneとAndroid端末の二種類である。
端末の小型化のため端子は複数機能を共有することが多く、Android端末は一般にUSBの規格に準じ、このmicroUSB端子を充電端子としても用いている。
一方のApple製品はそうではなく、独自の端子を使っている。これは、Apple製品の電気的な仕様が独自であるためで、簡単にいうと、急速充電に対応するためである。ただし、USBからの充電にも対応できるよう配慮がされている。
タブレットコンピューターは電力消費が多いため、大容量の充電池が搭載される。
しかし供給電力が500mAでは充電に時間を要することから、Androidタブレットの多くは専用のACアダプターを用意しており、充電専用コネクターを搭載するものもある。
USB充電に対応したAndroid端末は、USB Battery Charging仕様に準拠している。この仕様によれば、2番と3番ピンを短絡させた場合はデータ通信をせず、電力だけを供給することが定められており、一般的にACアダプターやモバイルバッテリーは、2番と3番ピンが短絡され電力のみを供給する。Android端末側は、ここが短絡しているとACアダプター等と判断し、大電流を要求する製品が多い。
モバイルバッテリーは、搭載されている充電池の容量が、通常はmAh、まれにmWh単位で記載されている。
例えば、2000mAhなどと表記された製品があったとする。iPhone 5は1440mAhの電池が搭載されているので、数値を見比べるだけだと、これで1回満充電可能かと錯覚する。
しかし、モバイルバッテリーの電力の全てが充電に使われるわけではなく、経路の途中でロスが生じるため、現実には6割、よくて7割程度しか使えない点は、留意しておく必要がある。
リチウムイオン二次電池は3.7V前後だが、USBは5Vで送電する必要があるため、まずモバイルバッテリー内の昇圧回路でロスが生じ、電力の一部は熱として失われてしまう。またスマートフォン側でも、5Vを、充電に使う3〜4.2V程度に下げる降圧回路で再びロスが生じ、電力の一部は熱として失われてしまう。
結果として、2000mAhの製品なら、よくて0.7掛けの1400なので、1440mAhのiPhone 5を満充電には出来ないことが分かる。
当初の標準的なUSBを前提とした製品では、500mAまでしか出力できない。
近年では、Androidスマートフォンでも1000mA程度での充電に対応する機種があるため、新規に購入するのであれば、出力が大きいものを選ぶ方が良い。
ただし、実際に受け入れる電流はスマートフォン側の対応次第である。500mAまでしか受け付けないスマートフォンに、1000mA(1A)や2000mA(2A)対応のモバイルバッテリーやACアダプターを繋いでも、充電が早くなることはない。
コメントなどを投稿するフォームは、日本語対応時のみ表示されます