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インターネットへの到達性があること、到達可能であること。
IPv6では、一つのノードが複数のIPアドレス(IPv6アドレス)を持つことができ、これをマルチプリフィックスという。
NTTのフレッツ 光ネクストなどのNGNは、インターネットに接続するためのIPv6アドレスのほかに、IPv6でのグローバルリーチャビリティがないにも関わらず集約可能グローバルユニキャストアドレス(いわゆるグローバルアドレス)を端末に割り振る問題がある。
このIPv6アドレスはフレッツ網内での利用のみが想定されており、このIPv6アドレスを使ってインターネットに接続することはできない。
しかしマルチプリフィックスでのアドレス選択方法(RFC 3484)は、このような目的でグローバルアドレスを使うことを想定しておらず、そのアドレスが閉域網用かどうかを識別できない。従って、この網では正常にIPv6でのインターネット利用ができない。
どうしてもクローズドネットが作りたいのであれば、ユニークローカルユニキャストアドレス(いわゆるローカルアドレス)を使用するべきだが、これを著している時点では問題のある実装が維持されている。
Windows 8は、RFC 3484のほか、IPv6でインターネットに到達できるのか定期的にテストする方式を導入し、OSレベルでこの問題を回避するようになった。
MicrosoftがIPv6のサーバーをインターネット上に用意し、定期的にこのサーバーに対してHTTP GETリクエストを送信する、単純な方法である。到達できるものが一つならそれを用い、複数あるならその中でRFC 3484に準じた優先順位を採用する。
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