コンテンツ保護規格のDTCPをIP上に実装したもの。
DTCPはIEEE 1394などディジタルインターフェイス用のコンテンツ保護規格で、DTCP-IPはそのIP用の実装である。
IPに対応することで、ディジタルチューナーからLANを経由し、パソコンでディジタル放送を視聴、録画するような際に、コンテンツの保護が出来るとされている。
IPは、有線から無線まで様々な媒体で用いられる、汎用性が高いプロトコルである。
無線媒体であれば匿名による無線通信も可能であり、またIPであれば家庭の範囲を超えインターネットで世界に配信される恐れもある。
このためDTCP-IPの実装は、DTCPに対し、よりセキュアになるように仕様変更が行なわれている。
この他にも幾つかの細かな仕様差が存在する。
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