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中波帯のAM放送でステレオ音声を伝送する放送。
放送方式には、米国で提案されたものだけでも5方式ある。
米国では、このうちMagnavoxに一旦は標準が決まったものの、技術者から反発に合い、結局5方式とも許可してしまったという経緯がある。
日本では最初からMotorola(C-QUAM)に標準が決まったため、無用な混乱はない。
ちなみに米国でも日本と同じMotorolaが普及数では優勢であり、事実上の標準といえる。
実際にステレオ音声を受信するには専用の受信機が必要で、普通の受信機では従来通りのモノラル音声としてしか受信できない。
また、普通のモノラル受信機に外付けするタイプのアダプターなどは、伝送方法のしくみによる制限で製造不可能である。
AM方式の放送については、受信機を設計する上で選択度(耐混信性)とオーディオ帯域幅(高音域の再生度)とは相反する関係にある。
一般の受信機では選択度の方を重視した設計になっているため、十分なステレオ感を得るために重要な高音域の再生度が劣っており、テレビ音声やFM放送ほどのステレオ感が得られないという欠点がある。
そもそも、FM放送が1チャンネル200kHz、テレビが6MHzに対し、AM放送は15kHzしかなく、ステレオ信号を電波に乗せる余裕が殆どないという点で、本格的な音質は望むべくもないことが分かる。
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