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ルーティングを安定化するための方法の一つ。
通常時、ルーターは、あるネットワークに対してリーチャブル(到達可能)であることを他のルーターに伝える。
しかしネットワーク障害などがあった時にルーター同士がお互いに間違った情報を送り合い、結果として数秒〜数分程度の間ルーティングが不安定になることがある。
この、問題の発生と、解決方法はスプリットホライズンとほぼ同様である。特徴は、ポイズン(毒)をリバース(返却)することにある。
それを防ぐために、到達不可能であるという情報を何らかの方法で伝えるのが、ポイズンリバースの特徴である。
スプリットホライズンの場合、受け取ったルート情報は、その情報をくれた隣接ルーターに対して広告しない点に特徴があった。
ポイズンリバースは更に積極的であり、受け取ったルート情報は、その情報をくれた隣接ルーターに対してメトリック値16(到達不可能)を広告する。このように、メトリック16という毒(poison)を送り返すことが、ポイズンリバースの特徴である。
これによってネットワーク障害時のルーティングの不安定が早く収束する。
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