short

C/C++では符号付きで、概ね16ビット以上の処理系依存のサイズを持つ。

但し、言語仕様上はビット長は保証されておらず、

char ≦ short ≦ int ≦ long ≦ long long

とされている。

正式にはshort intと書いて短いintを表わす。但しshortの後のintは省略可能であり、shortとだけ記述した場合はshort intであるとして処理される。

printfのフォーマット文字列は、標準的には%hdなどを用いる。

一般的には、intと同様に%dが使われる。

ANSI Cの時代より、limits.hにおいて以下の3個のマクロ定数が定義されるようになった。これを利用すると、その環境での長さを得ることができる。

SHRT_MIN

short型の最小値 (例えば-32768)

SHRT_MAX

short型の最大値 (例えば32767)

USHRT_MAX

unsigned short型の最大値 (例えば0xffff)

ISO Cには、次のtypedefが存在する。

typedef short int int16_t;

Windowsでは、次のtypedefが存在する。

typedef short SHORT;