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MS-DOSのバッチファイルで使用されるコマンドの一つで、コマンドエコーバックを停止する。
バッチファイルを実行すると、実行するコマンドが逐一表示される。
これがecho onと呼ばれる標準状態だが、echo offを実行したあとは表示しなくなる。余計な出力を抑制するためにバッチファイルの先頭でecho offを実行するのが一般的である。
実際には、echoが内部コマンドで、offがその引数である。
なお、echo offの工夫をしても、echo off自体の実行は表示されてしまう。そこでMS-DOS 5.0以降(Windowsのコマンド プロンプトも含む)ではコマンドの先頭に@を付けることでバッチファイル中で実行コマンドを表示しないことが可能になった。つまり、@echo offと書くことにより、余計な出力の一切を抑制することができる。
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