The X.Org Foundation

読み:ジ・エックス・オーグ・ファウンデーション
外語:The X.Org Foundation 英語
品詞:団体組織名

元々X Window Systemの規格策定などをしていたX Consortium→The Open Group→X.Orgの流れを汲む組織。日本語では「X.Org財団」と訳される。

XFree86 4.4.0のライセンス変更問題で、それまでXFree86の開発に携わっていた技術者らが旧X.Orgに合流し、新たなに財団として発足したのがThe X.Org Foundationである。

この財団は「新たな本家」として、2004(平成16)年4月に最初のバージョンであるX Window System Version 11 Release 6.7(X11R6.7)をリリースしている。これはX11R6.6と、ライセンスが変更される前のXFree86 4.4RC2をベースに作られている。

ちなみに「XFree86」は商標ということもあり、Xサーバーのバイナリから設定ファイルまで、一部の新機能以外の名称がXFree86からXorgやxorg.confなどに変更されている。ここから、The X.Org Foundationの実装はX.Orgと呼ばれている。

これを著している現在では、XFree86よりThe X.Org Foundationが優勢となっている。

用語の所属
UNIX
関連する団体
The Open Group
関連する用語
X Window System
XFree86

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