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可逆音声圧縮の規格の一つで、GPLで公開されている。この技術の特色は可逆圧縮である点である。そのためmp3やVorbisなどの非可逆圧縮とは一線を画している。
可逆圧縮には先にape(Monkey's Audio)やFLACがあったが、TTAは圧縮速度がFLACの数倍、圧縮率もFLACより高く、apeの半分の時間でape並みの高圧縮を実現したとしている。但しこれを著している2005(平成17)年頭時点では開発途上の新技術であり仕様が完全には固まっていないので、今のところ初心者向きではない。
TTAは独自のファイル形式を持ち、拡張子は.ttaが使われる。.ttaファイルにはID3v1およびID3v2と併用可能。
最近では音楽CDからリッピングするに際し、トラックごとに1ファイルにせず全体を1ファイルとし、チャプター情報を別にcueファイルとして用意するという方法がある。この時、全トラックをTTAで圧縮し、cueファイルと共にMatroskaに入れる、つまり(tta+cue).mkaという方法も使われている。
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