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MIFAREブランドの近接型非接触ICカードのうち、最初のもの。「MIFARE Standard」とも。
ISO/IEC 14443 Type AおよびISO/IEC 18092(NFCIP-1)で規格化されている。
シンプルなメモリーカードであるが、メモリー全体はセクターに分かれ、各セクターはブロックに分かれている。各セクターごとに48ビット長の暗号鍵が二組(AとB)用意され、Aのみ、またはAとBの組を使用して各領域をプロテクトできるようになっている。
ICに対するコマンドとしては、各ブロックに対して読み込み、書き込み、値の増減などが用意されている。
MIFARE Classic 1kは、総メモリー空間が1024バイトで、実メモリー768バイト(うちユーザー領域は752バイト)のメモリーを搭載したものである。全体で16セクター、各セクターは4ブロックで、1ブロックは16バイトである。
セクター0のブロック0は、Manufacturer blockとされ、32ビットのNUIDを含む、リードオンリーのカード情報が記録されている。
各セクターのブロック0から2まで(セクター0のみブロック1と2)がデータブロックである。
各セクターのブロック3はセクタートレーラーで、Key A/Bとアクセス条件が記録されている。
MIFARE Classic 4kは、総メモリー空間が4096バイトで、実メモリー3456バイト(うちユーザー領域は3440バイト)のメモリーを搭載したものである。全体で40セクターであり、セクター0から31までが4ブロック、32から39までが16ブロックで、1ブロックは16バイトである。
セクター0のブロック0は、Manufacturer blockとされ、32ビットのNUIDを含む、リードオンリーのカード情報が記録されている。
各セクターのブロック0から2または14まで(セクター0のみブロック1と2)がデータブロックである。
各セクターのブロック3または15はセクタートレーラーで、Key A/Bとアクセス条件が記録されている。
MIFARE Classic miniは、総メモリー空間が320バイトで、実メモリー240バイト(うちユーザー領域は224バイト)のメモリーを搭載したものである。全体で5セクター、各セクターは4ブロックで、1ブロックは16バイトである。
セクターの使われ方は、MIFARE Classic 1kなどと同様である。
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