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独立行政法人情報処理推進機構(IPA)によって配布されている、フリーソフトウェアの日本語アウトラインフォント。IPAフォントの後継。
フォントファイルは、OpenType Font仕様に準拠している。
独特の癖のある書体のため実用性などは不明であるが、既存のフリーソフトウェアのフォントと比較すると格段に品質が良い。
次の2種類がある。
固定幅とプロポーショナル幅がそれぞれ一つのフォントファイルに統合されている。
固定幅文字とプロポーショナル幅文字の統合をしたフォントで、グリフデザインなどはIPAフォントを踏襲しているが、いくつかの改善もある。
初版。
9グリフの追加・修正(IPAex明朝のみの変更を1字含む)のほか、prepテーブル、GSUBテーブルの変更更新がなされている。
バージョン番号変更に伴い、headテーブル、nameテーブルも変更がある。
2010(平成22)年12月にリリースされた改訂版。55字を、新しい常用漢字表(平成22年内閣告示第2号)の通用字体に変更したもので、この告示の印刷にも使用された。
変更対象は、次の文字である。
U+5099 U+5291 U+52B1 U+533B U+55C5 U+5674 U+58B3 U+58D3 U+5965 U+5967 U+59FF U+5C31 U+61A4 U+62C9 U+62ED U+646F U+6681 U+66B4 U+6751 U+6795 U+6797 U+68B0 U+697C U+6A23 U+6B21 U+6BBC U+6C88 U+6DE1 U+6F06 U+6F5B U+708E U+713C U+71B1 U+7259 U+73A9 U+74F6 U+7501 U+7A31 U+7A7A U+7A81 U+7A93 U+7A9F U+7AAE U+819D U+821E U+8511 U+8AC7 U+8AEE U+8CC7 U+8E74 U+91AB U+9858 U+990C U+9F9C U+FA55
2012(平成24)年11月にリリースされた改訂版。19文字の追加、8字のデザイン修正と、多数のIVSの追加実装が行なわれた。
追加された文字は次のとおりである。
U+2FF0 U+2FF1 U+2FF2 U+2FF3 U+2FF4 U+2FF5 U+2FF6 U+2FF7 U+2FF8 U+2FF9 U+2FFA U+2FFB
U+2F39 (同じグリフをU+2F39(CJK康煕部首エリア)とU+5F50(CJK統合漢字エリア)に重複実装)
IVSは、Ver.001.03から180文字が追加され、計352文字となった。デフォルトグリフはJIS X0213:2004字形となっている。
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