ア | イ | ウ | エ | オ |
カ | キ | ク | ケ | コ |
サ | シ | ス | セ | ソ |
タ | チ | ツ | テ | ト |
ナ | ニ | ヌ | ネ | ノ |
ハ | ヒ | フ | ヘ | ホ |
マ | ミ | ム | メ | モ |
ヤ | ユ | ヨ | ||
ラ | リ | ル | レ | ロ |
ワ | ヰ | ヴ | ヱ | ヲ |
ン |
A | B | C | D | E |
F | G | H | I | J |
K | L | M | N | O |
P | Q | R | S | T |
U | V | W | X | Y |
Z | 数字 | 記号 |
漢字を「かな」から変換するのではなく、キーコンビネーションで直接入力する方法。
漢字直接入力には、大きく次の二種類がある。
連想式というのは、漢字の意味や音などとキーバインドを連携されるものである。対して、無連想は漢字とキーバインドに何の関係性も持たせていない。
現在の主流は、無連想式漢字直接入力である。これには、幾つかの理由がある。
かくして、特許問題などの危険性を避けた安全で、その中で使い勝手を追求した入力方式が様々に発案され、使われている。
無連想式の代表であるT-Codeおよびその派生では、キーボードを右手と左手で分け、それに対応させるように変換表を作っている。
以下はQWERTY配列の場合の分け方である。
L左手 | R右手 | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 0 | |
Q | W | E | R | T | Y | U | I | O | P | |
A | S | D | F | G | H | J | K | L | ; | |
Z | X | C | V | B | N | M | , | . | / |
2ストロークの入力方法であれば、右→右、右→左、左→右、左→左、という四通りの入力が想定されうる。3ストロークであれば更に増える。
2ストロークであれば、この四通りで変換表を用意することになる。具体的には、一つの単位が5×4である。この表が更に5×4となって一つの表になるので、一通りで400種類、四通りなら1,600種類の文字まで割り当てることが可能、ということになる。
3ストロークであれば、更に多くの入力方法が追加できるが、現在あるものは入力や覚えやすさを重視してか、あまり無謀なものはない。TUT-Codeなら「右右→左」「左左→右」のみで二通り800種類が追加された。G-Codeでは更に「左左→左」「右右→右」を追加しており、対2ストロークで四通り1,600種類が追加されている。最初と最後のストロークに着目すると、これらも2ストローク入力に対する特殊な派生であると考えることができる。
代表的な実装(無連想式)での、それぞれの文字の入力例は次の通りである(QWERTY配列の場合)。
文字 | T-Code | TUT-Code | G-Code |
---|---|---|---|
無 | yp | dw | kv |
連 | hj | hi | wj |
想 | fn | xm | fb |
式 | uj | k; | 0r |
漢 | l4 | ymr | llg |
字 | z/ | no | 6w |
直 | fv | af | iz |
接 | yu | ps | 7q |
入 | /t | vk | ;x |
力 | lj | hj | nd |
無連想式は、文字とキーの割り当てには何の関連性も根拠もない。とにかく運動記憶により、指に覚えさせる以外に無いことが分かる。
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