情報量の単位の一つで、220バイト、つまり1024キビバイトのこと。昔はこれをメガバイト(MB、Mバイト)と呼んだ。
昔は、1024を単位とするバイナリ単位で220バイトをメガバイトと呼んでいた。
これは、国際単位系から似たような規模の接頭語を借用したものであったが、これが大きな混乱を招く結果となった。
そこで、国際電気標準会議(IEC)がバイナリ用の単位を策定した。従来のメガ(M)に対応するバイナリ単位はメビ(Mi)であり、延いてはバイト数はメビバイトとなった。
メビバイトは常に220バイトすなわち1,048,576バイト=1,024キビバイトのみを指し、1,000キロバイトを指すことはない。
このため、情報処理の情報量を明確に表記するのに、極めて都合がよい。
メビバイトの1024分の一(2−10倍)はキビバイト(Kiバイト)、1024倍(210倍)はギビバイト(Giバイト)である。
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