待たないこと、待機しないこと。
CPUが80286やi386が主流だった頃、パソコンのカタログに頻出した語で、「メインメモリーへのアクセス時にウェイトが必要ない」ことをあらわす。
つまり、それだけ高速なメモリーアクセスが可能だったことを意味していた。
現在ではCPUが高速になりすぎ、最も高速性が要求されるはずのCPUキャッシュメモリーでさえウェイトが入る。その他のメモリーも昔とくらべて高速になってきたこともあり、最近ではウェイトの有無が論じられることはほとんど無くなった。代わりに現在叫ばれるのは「CASレイテンシー」である。
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