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保証期間が切れると即故障を起こすという、ソニーの民生用製品にある都市伝説。
この伝説によると、ソニータイマーは購入後1年と1週間程度で発動する。
他社には真似できない、高度な技術力からなる専売特許であると考えられる。
見方を変えれば、保証期間を越えてまで長持ちする部品を作ってしまうと製造コストが上がってしまうので、保証期間ぎりぎりだけ持つ部品を作るというところに、優れた技術力が使われているとも考えられる。
保証期間が切れたらタイミング良く故障するので、これがあたかも、設計段階で精巧なタイマーが仕組まれているのではないか、という趣旨の揶揄から始まったのが、ソニータイマーである。
従ってこれは、技術力の高さを表わす表現であって、決して粗悪品を言うのではない。
しかし近年のソニーは、外国製の安い粗悪品をソニーブランドで販売していて、保証期間内さえ持たない製品が増えてきた。つまるところ、「ソニータイマー」という言葉が使われなくなった時こそが、ソニーの最期だと言えるだろう。
なお、業務用機には、この機能は搭載されていないようである。
ソフトウェアの修正で治るなら、ソフトウェア的に仕組まれたものだろうと考えられた。そして、32ビットで表現可能な最大数0xFFFFFFFFをミリ秒で扱うとどうか、という提案がなされた。
0xFFFFFFFF+1は、10進数では4,294,967,296である。それぞれ、次のように換算できる。
約1200時間と、辻褄が合うのである。
ちなみにミリ秒で扱うというのは、ソフトウェアの内部処理で、ミリ秒ごとにタイマー割り込みをかけてカウンターを増やす、という処理が想定されている。このような処理はありがちで、特殊な処理というわけではない。
ではなぜ1200時間に設定したのか。
2005(平成17)年8月23日(当該製品発売前である)のTVタイムシフト視聴に関する調査によると、
一日あたりのテレビ視聴時間は視聴者全体平均で2時間54分
とのことである。
1日3時間×365日=1,095時間。365日以上経過で保証期間外。
非常に意図的なものを読み取ることができるため、ネットで大騒ぎとなった。
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