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Microsoft Windowsでサポートされるアプリケーション間通信プロトコルの一つ。
共有メモリーを使い、一種類のデータを交換することができる(OLEのように複数の形式をやり取りすることはできない)。DDEでは、アプリケーション名、トピック名、アイテム名の3つのパラメーターを利用して通信が行なわれる。
DDEはメッセージベースのプロトコルだが、Win32以降はオリジナルのDDEと完全互換のDDEML(Dynamic Data Exchange Management Library)というインターフェイスも用意されている。DDEMLはDDEトランザクションを容易に実装できるようにするためのAPI群を提供する。
例えば、アプリケーションの関連付けには [DDE を使う] というオプションがある。これを正しく設定すると、エクスプローラーでドキュメントファイルをダブルクリックした場合、関連付けられたアプリケーションが既に起動中であれば(つまりDDEサーバーアプリケーションが起動していれば)DDE通信が行なわれ、開こうとしているドキュメントの情報(一般にファイル名)が通知される。これにより、実行中のプロセスを利用してドキュメントを開くことができる。もちろん、アプリケーション側がDDEに対応している必要がある。
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