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Microsoftの開発したオペレーティングシステム(OS)の商品名。現在のパソコンでの標準動作環境を提供するソフトウェアである。
略称はMicrosoft Windows又はWindowsであり、MS-Windowsと記述するのは誤り。これは、Windows 3.1以降で採用された約束の一つである。
その、あまりに一般的な名称を固有名詞化するという暴挙は、その後の各種ソフトでも継承されている悪癖と言える(Word、Excel、Access等)。
話をする時に一般名詞なのか固有名詞なのかが明確にならず、混乱し易い。
Windowsでは「Windowsらしい操作性」というものが標準化されている。
例えばキーボード操作でCtrl+V、Ctrl+C、Ctrl+X、Ctrl+Zによるクリップボード操作がある。
これはWindows 3.1から採用されたものである。Ctrl+E、S、D、Xなどによる通称ダイアモンドカーソルとキーがぶつかってしまうため、当時はマニアには評判だったが、OSレベルでの操作系の統一という点では成功した例のひとつである。
なお、対するUNIXなどでは、操作性の統一の話すら上がっていない。
システムのプロパティ、winver.exe、DOSプロンプトからverコマンドなどで表示されるバージョン番号を示す。またカッコでGetVersion()やGetVersionEx()関数で得られるバージョン番号を併記する。
Windowsといえば、常にMacintoshと比較される存在である。
かつて、スティーブ・ジョブズ(当時はApple Computerの社長だった)が「WindowsはMacのインターフェイスを盗んだものだ」と主張した。
この時ビル・ゲイツは「ヘイ、スティーヴ、君がXEROXに忍び込んでテレビを盗んだのが一足早かったからといって、私が後からステレオを盗んではいけないなんて言えないぜ」と答えたと言われている。
つまりMacintoshのインターフェイスはXEROXの作ったAltoが元なので、そう言ってるお前だって泥棒じゃないか、という意味である。
Windows(特に95以降)の場合、もはや「次のOS」という明確な切りかえ時期はないと思った方が無難である。特に、プログラムを作る場合、この問題が重くのしかかってくる。
なぜなら、同じ商品名ながら複数のバージョン(ビルド)があり、更に、サービスパックやInternet Explorer、Microsoft Officeなどをインストールすると、システムに関連するDLLが勝手に更新され、環境が変わってしまうからである。
例えばWindows 95のバージョンの差だけでも、次のようなものがあった。
実際には更に細かな違いが存在し、しかもそれぞれに互換性がないために、多くのプログラマー(Visual Basic系やMFCを使うVisual C++系)を悩ませた。
Windowsは今や様々な装置に組み込まれて使われており、UNIXを駆逐する勢いで普及している。
例えば、ATM、コインロッカー、自動販売機、自動券売機、POS、複合機など、身近なものへの採用例が多い。
他に、医療分野でもよく使われていて、カルテ管理や患者の予約システムなどが普及した。のみならず呼吸脈拍管理や心電図などの人体に直結される人命に関わる機器さえ、今ではWindowsで動作しているものが多いとされる。心臓カテーテル用ポリグラフにWindows 3.1が使われていたこともあったらしい。
UNIXやOSなしでプログラムできる技術者が減り、Windowsプログラマーが増えた影響が出ているものと思われる。
具体的な商品として、次のようなものが知られる(順不同)
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