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有限会社クレアルの中村匡志により開発されたMicrosoft Windows用MUAの一。
機能的には非常にシンプルで、指定時刻/一定時刻のダイアルアップを従う自動巡回や、メールの参照関係をツリー化するスレッド表示などの機能は全く搭載されていない。その代わり、プラグインによる機能拡張に対応しており、多数のユーザー作成プラグインおよびヘルパーアプリケーションが公開されている。
HTMLメールにも非対応で、この場合は通常のテクストだけが表示されHTMLは無視される。添付ファイルのプレビューや自動展開なども行なわないため、ワーム(俗にいうメールウイルス)などの攻撃に対し比較的安全なツールと言える。
初期の16ビット版はMDI形式のアプリで、メールフォルダーは単階層しかサポートされていなかった。32ビット版(AL-Mail32)ではSDI形式でフォルダーツリーとフォルダー内一覧の2画面構成というエクスプローラー風のインターフェイスに変更され、多階層フォルダーがサポートされた。ただし、通常のメールフォルダーの中に子フォルダーを格納することはできず、子フォルダー格納専用のグループフォルダーを区別して利用しなければならない。
メール本文の表示は16ビット版/32ビット版共に本体と別にビューアーウインドウがポップアップする方式で、本体1つに対しビューアーも1つとなる。複数のメールを同時に閲覧する場合は、外部ビューアープログラムを登録して利用するか、32ビット版では本体を複数起動して複数のビューアーを表示することができるようになっている。
16ビット版では1メールフォルダー=1ファイル形式で、フォルダー内のメールは全て結合して記録される。32ビット版では1フォルダー=1ディレクトリで各ディレクトリ内に1メール=1ファイル形式で記録される。32ビット版ではメールファイルが個別になったため抽出などは容易だが、FAT32などの小クラスターのファイルシステムを用いないと大量のクラスターギャップが発生し、ディスクの無駄を生じる場合がある。
公開されているプラグインには、PGP、自動巡回、引用文の色分け表示、送信日付自動設定、SMTP/POP3サーバー化、スパム防止、X-Face対応、X-Moe対応、送信メール整形などがある。またヘルパーアプリケーション(AL-Mailとは独立したプログラムでAL-Mailの機能を補助するもの)として、スレッド表示、未読チェッカなどがある。
直感的に使用が可能で標準でAPOPに対応したりしている。
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