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Linuxのsysfsで、LEDデバイスファイルのシンボリックリンクが配置されるディレクトリ。
sysfsが/sysにマウントされている場合、LED情報は/sys/class/ledsとなる。
/sys/classは、sysfsでクラス分けされたデバイス管理のためのディレクトリである。
その下にあるleds/ディレクトリ以下には、実装されているLEDへのシンボリックリンクが置かれる。
なお、確かにLEDが一つということは少ないのでledsと複数形になるのは分かるが、他の/sys/class以下のディレクトリにはsが付いたものがなく、ここだけ複数形になっている理由は不明である。
以下全て、Androidのスマートフォンを例とする。
基本的には次の形式でディレクトリ名が決まる。
/sys/class/leds/(LED_NAME)
LED名は機種や実装ごとに様々だが、Androidの場合、概ね次のような名称が標準となっている。
sysfsは、サブディレクトリの階層構造でオブジェクトの親子関係を表わすことを特徴としているが、LED名のディレクトリの中には、各種のパラメーターにアクセスするためのデバイスファイル等が存在する。
LEDにどのような光らせ方をさせたいかは、その端末の設計思想にも繋がっており、ゆえに機種ごとにこれも様々である。
次の二つは標準で、大抵の機種にある。
root権限があれば、brightnessに対してechoすれば光らせることが可能だが、どのような値を入れたらどの程度の明るさで点灯するかは実装次第である。
max_brightnessも、3程度までと4段階明度だったり255までで8ビットだったりする一方、16777215までで24ビットもあったりする機種もある。24ビットは、3色LEDの場合に多いと見込まれるが、実際にはR/G/B各色が256段階で変化するようなことは稀だろう。
LEDは、単に光らせるだけではなく、点滅もさせたい。これをどう実現するかもまた、設計思想を反映しており、機種ごとに様々である。
例えば富士通のスマートフォンF-12Cの場合、次のように実装されている。
led_notifyは8ビット(0から255)で優先順位を表わすらしい。delay_onとdelay_offが点滅の点灯時間/消灯時間をミリ秒で表現したもの。次のようにすると驚きの輝度で点滅を始める。
echo 1000 > delay_on
echo 1000 > delay_off
単純な点滅以外はできないようであるが、複数の色が同時に点滅する場合、重ね合わせ処理がなされており複雑な(というよりは意味不明な)点滅をする。
海外に目を向け、米Sprint向けのある端末では、次のような仕様となっていた。
1つ目にON/OFF、2つ目に優先順位、3つ目が点滅のON/OFF、4つ目以降に点滅の時間(5組計10個程度まで)を指定するようである。
echo 1 0 1 250 250 250 500 > control_ex
この場合、点灯、優先順位0、点滅あり、250ms ON‐250ms OFF‐250ms ON‐500ms OFFを繰り返すパターンとなり、比較的複雑な点滅が可能となっている。また、複数の優先順位が重なった場合、最も優先度の高い点滅が優先され他は点灯しないため、色が混ざることはない。
他のキャリアやメーカーの製品なら、また異なる実装方法がなされているだろう。
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