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MSX2で採用されたVDP。ヤマハにより開発された。MSX-VIDEOとも呼ばれる。
MSX(1)が採用したTMS9918の上位互換VDPであり、様々な機能向上が行なわれた。
グラフィック機能が強化され、TMS9918の機能に加えて、256×212ドット256色同時表示、または512×212ドットで512色中16色表示の画面が追加された。
更に、新規に追加されたグラフィックモードでインターレース出力に対応した。また従来の画面モードでも、16色固定からパレット方式の512色中16色に対応している。
TMS9918と同じ画面モードは次の通り。
拡張された画面モードは次の通り。
新設された画面モードは次の通り。
TEXT2モード対応で、テクストモードで横80文字表示(1文字は6×8ドット)が可能となった。
グラフィック機能は256×212ドット256色同時表示、または512×212ドットで512色中16色表示の画面が追加された。
いろいろな画面モードが増えたが、このうちGRAPHIC5(SCREEN 6)やGRAPHIC3(SCREEN 4)は、殆ど使われなかった。
スプライト機能はライン単位で色が付けられるようになり、また複数枚合成して1ラインで2色以上使えるようになった。
また、横に8枚までスプライトが表示可能となった。
互換性のためSCREEN 0〜3までは従来と同機能のモード1であり、SCREEN 4以降で拡張されたモード2となる。
ハードウェア縦スクロール機能が追加された。
VDPの特徴であるVDPコマンドも豊富になり、VRAM間のブロック転送などがハードウェアで実現可能となった。
V9938は128KiバイトまでのVRAMを管理できるが、更に64Kiバイトの拡張VRAMを扱える。
MSX2では拡張VRAMは使用されず、VRAMは64Kiバイトまたは128Kiバイトで使われた。これは後継のMSXシリーズでも同様で、結局最後まで拡張VRAMが標準搭載されることはなかった。
V9938以降では、ステータスレジスター1(S#1)のビット5〜1でチップの種類が分かる。V9938ではID番号は0である。
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