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フリップフロップ回路で構成されたメモリーで、電源を切るまで内容を保持し続けることができる。高価、高速、高電力、小容量を特徴とする。
1セルあたり4〜8個のトランジスタを使用するために、高集積化が困難で大容量メモリーとしては不向きであり、また低価格化も難しい。
しかし高速であるためCPUのキャッシュメモリーとしては主流である。
SRAMは、それ自体は揮発性メモリーであるが、電池などの電源があれば機器自体の電源が切られたあとも情報を保持しつづけることが可能で、いわゆるバッテリーバックアップ用途にも利用できる。
古くはゲームソフトなどでも利用されたが、データが消えやすいという難点もあった。現在は、ゲーム機では不揮発メモリーのフラッシュメモリーに置き換わって、バッテリーバックアップは衰退した。
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