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ページサイズ拡張。x86プロセッサーで導入されたメモリーアドレス拡張機能で、4Miバイトページに対応する機能。
当初のページサイズは4Kiバイトであったが、これよりも大きなページを可能とする機能をいう。
この機能が追加された目的は、大きなメモリーを使うときのオーバーヘッドを減らすためである。
例えば1Miバイトのメモリーを利用することを想定すると、4Kiバイトのページを256ページ割り当てなければならない。これは、メモリーへのアクセスに対してパフォーマンス低下を招くことになる。そこでアーキテクチャーが拡張され、4Miバイトのページを可能とした。
機能の有無は、EAXレジスターに1を代入してCPUID命令を実行し、EDXレジスターに得られたフラグのビット3が1かどうかで確認できる。
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