酸性を呈する雨であり、特にpH5.6以下の雨のこと。
雨というものは本来、川や海の水が蒸発して雲となり地上へ降り注ぐ水であり、いわゆる蒸留水である。
そのため、これに何も溶け込まなければ液性は中性(pH7)であり性質も純水に近い、ということになる。しかし現実には大気中の二酸化炭素が溶け込んでpH6程度になる(台風の雨を除く)。
そして更に大気汚染によって大気中に二酸化硫黄(SO2)や窒素酸化物(NOx)があると、地上に達する前に化学反応を起こし硫酸(H2SO4)や硝酸(HNO3)などになってしまい、これが降り注ぐことになる。これが酸性雨である。
ヨーロッパや北米、支那などでは酸性雨による森林の大規模な枯死が問題となっている。
日本でも偏西風で支那から流れ込む大気汚染物質のせいで酸性雨となり、被害が発生している。支那は質の低い石炭を燃やすから、という説があり、これによって生じた大気汚染物質が日本に流れ込んでいる。
コメントなどを投稿するフォームは、日本語対応時のみ表示されます
▼機能別検索
人気検索語
最近の更新語
今日の用語
おまかせ検索
▼別の語で検索
▼索引検索
カテゴリ検索
全グループ一覧
全プラグイン一覧
このサイトについて
趣旨・概要
参加の案内
ダウンロード