酸化銀電池

読み:さんかぎん・でんち
品詞:名詞

ボタン電池の一つ。

目次

用途

電圧が安定していることから腕時計によく使われており、他に電子体温計や電卓、小型時計などにも使われる。

その代わり高価であり、特別な事情が無い限りは使われない。

水銀

使用中に負極の亜鉛から水素が発生するため、これを水銀の被膜で覆い水素を吸収させ、電池の膨張や膨張に伴う液漏れなどを防ぐのが一般的である。

しかし水銀は有毒であるため、水銀を使用しないための研究が進められてきた。筒型の乾電池については日本では既に水銀未使用を実現させたが、ボタン電池については小型であることから技術的に難しく、長く実現しなかった。

これに世界で初めて成功したのはソニーで、水素の発生を抑制する技術を用いて、水銀を不要とした。

種類

用語の所属
電池
化学電池
一次電池
ボタン電池
SR
関連する用語
亜鉛

アルカリ金属

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