三相の状態を超える条件つまり臨界点以上の領域。
通常、物質は固相・液相・気相の三相のいずれかの状態にある。例えば水を例にすると、常温常圧では液相である。
相の境界は飽和蒸気圧曲線で表わされ、温度と圧力により変化する。しかし物質の温度と圧力を上げて行くと、やがて液相と気相の境界線が消滅する。この点を臨界点といい、この臨界点以上の領域のことを超臨界、あるいは超臨界状態という。
超臨界状態にある物質は、液体と気体の区別が付かない状態になっている。なお、超臨界状態の水を超臨界水という。
超臨界水や超臨界二酸化炭素を始め、超臨界流体は様々な変わった特徴を持っており、研究対象となっている。
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