糖蛋白質

読み:とうたんぱくしつ
外語:glycoprotein 英語
品詞:名詞

蛋白質を作るアミノ酸の一部に糖鎖が結合したもの。

目次

糖蛋白質は、糖脂質とともに生体内で重要な生理作用を担っている。

ホルモンとして分泌される物質の多くは、糖蛋白質であると考えられている。

アミノ酸修飾

糖鎖が結合するアミノ酸は、あまり多くはない。おもに次の二種類がある。

  • アスパラギン … N型糖鎖(N結合型糖鎖、アスパラギン結合型糖鎖)
  • セリンまたはスレオニン … O型糖鎖

糖の種類

結合する糖鎖の種類も多くはない。おもに次のようなものがある。

  • N-アセチルグルコサミン
  • N-アセチルノイラミン酸
  • ガラクトース
  • フコース
  • マンノース

主な物質

  • 黄体形成ホルモン(LH) (脳下垂体前葉から)
  • 卵胞刺激ホルモン(FSH) (脳下垂体前葉から)
  • 甲状腺刺激ホルモン(TSH) (脳下垂体前葉から)
用語の所属
蛋白質
関連する用語
糖鎖

コメントなどを投稿するフォームは、日本語対応時のみ表示されます


KisoDic通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Version 7.04a (27-May-2022)
Search System : Copyright © Mirai corporation
Dictionary : Copyright © WDIC Creators club