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宇宙速度のうち、地球から公転方向に打ち上げたとき、太陽を基準とした太陽系離脱軌道にのせることができる速度のこと。
求められた二つの式に、次の値を代入する。
以上を代入して式を解くと、次の結果が得られる。
ve=29.7×103[m/s]
vs=42.1×103[m/s]
このとき、地球から見た相対速度ve0はvs−veなので、次の結果となる。
ve0=vs−ve=12.4×103[m/s]
求められた式より、エネルギー保存則から、次が求められる。
なお、v3が求める第三宇宙速度、G:万有引力定数、Me:地球の質量、m:人工衛星の質量、R:物体間の距離=地球半径、とする。
m×v32×1/2 − GMem/R = mve02×1/2
これをv3について解いたもの、つまり次の式の解が第三宇宙速度である。
v3=√{(2GMe/R) + (ve02)}
これに前述までの値と、相対速度算出までに使われていない次の定数を入れて解けば、解が得られる。
v3=16.7×103[m]
∴ v3=16.7[km]
こうして、約16.7km/s(14.4km/cBeat)が得られる。
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