秋麒麟草

読み:あきのきりんそう
外語:Solidago virga-aurea 学名
品詞:名詞

キク科の多年草。別名は泡立草(アワダチソウ)。花言葉は「用心」。

目次

分類

▼はAPG分類法における階層で、従来の階級にないもの。

  • ドメイン: 真核生物 Eukaryota
  • 界: 植物界 Plantae
  • 門: 被子植物門 Angiosperm
  • ▼: 真正双子葉類 eudicots
  • ▼: 基幹真正双子葉類 core eudicots
  • ▼: キク群 asterids
  • ▼: 第2真正キク群 euasterids Ⅱ
  • 目: キク目 Asterales
  • 科: キク科 Asteraceae
  • 亜科: キク亜科 Asteroideae
  • 上連: (仮称)シオン上連 Asterodae
  • 連: シオン連 Astereae
  • 属: アキノキリンソウ属 Solidago
  • 種: アキノキリンソウ virga-aurea
  • 変種: アキノキリンソウ var. asiatica

旧階層

古い分類法での階層構造は次の通り。

新エングラー分類法

クロンキスト分類法

  • 門: モクレン門 Magnoliophyta
  • 綱: モクレン綱 Magnoliopsida
  • 亜綱: キク亜綱 Asterdiae
  • 目: キク目 Asterales
  • 科: キク科 Asteraceae

生態

数多くの変種の存在が知られている。

日本のアキノキリンソウの原種はヨーロッパのヨウシュアキノキリンソウとされている。

花期は秋。

日本全国に生育する多年生の山野草で、秋に黄色い花を付ける。草丈は50cm以上にもなる。

食用にもなり、揚げ物や、塩茹でにして御浸し等で食される。

薬草としても用いられ、日干しした地上部を煎じて飲むと風邪に効くとされる。古くは支那で近縁種の深山秋麒麟草(ミヤマアキノキリンソウ)を一枝黄花という生薬として用いていた。

用語の所属
キク科

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