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呼称は様々ある。
透明で光を屈折させられ、かつ加工性が良ければ概ね何でも使えるが、現在は主に次が使われる。
プラスチックとガラスで、概ね正反対の特徴があると言える。現在は、市販の眼鏡の9割程度がプラスチックレンズである。
レンズの厚さについては、屈折率の高さによる。ガラスは屈折率が高いため、薄くできる。プラスチックレンズでも高い屈折率を実現させたものもあるが、まだガラスには遠く及ばず、さらにレンズ自体が高いという難点がある。
近視用の眼鏡レンズであれば、概ねS/C/Aの3つの度数でレンズが選択される。
SはSpherical(球面レンズ)を表わしている。
但し、収差補正のために微妙に非球面になっているのが普通。
Cylindrical(円柱レンズ)を表わしている。
axis(軸)を表わしており、AXと2文字で書くことも。
Aは度数法の角度なので0〜180の範囲だが、SとCは「ジオプタ」(D)という単位で表現される。
SとCは、いくらでも細かく表現することはできるが、実用から、製品レベルでは0.25D単位で用意されることが多い。0.25Dより細かくしてもあまり差がないので、製品のラインナップは0.25D単位とし、これを「段」という単位で表わしている。
Aも、いくらでも細かく表現することはできるが、なぜか0°と180°ばかり売れている。製品としては10°単位で用意されているらしいが、眼鏡屋が180°ばかり売っているようである。
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