真性乱数

読み:しんせい・らんすう
品詞:名詞

本当の乱数コンピューターで生成しやすい疑似一様乱数の対語。

簡単には、人間がキーボードを叩く間隔を元にする。ただし、それだけではある範囲に偏る傾向があるので、その乱数分だけLFSRの状態を進めることで生成することが多いようである。UNIXでは/dev/randomというデバイスで、疑似一様乱数または真性乱数が提供されている。

放射性元素の原子核崩壊が起きる間隔で生成するのが最も良い真性乱数と言われ、実際そうするシステムもあるが、一般に利用するには大がかりすぎるのが難点である。

関連する用語
電子計算機
乱数
疑似一様乱数

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