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胎盤が「がっちり」くっついて剥がれないこと。患者は死ぬ。
出産後は胎盤が剥がれ、子宮は収縮する。こうして自動的に止血される。
しかし胎盤が剥がれないと収縮できず、止血困難に陥ることが多い。
発症率は「8000〜10000分娩に一例」とされており、例えば年に500人取り上げる超激務の産科医を想定しても、20年に一人いるかどうか、という極めて稀な症例である。
事前の診断はほぼ不可能で、産科の中では治療の難度が最も高い事例である。僻地の病院では当然、高次医療施設においても対応は極めて困難である。
ある大病院での実績(病院名は公開されていない)によると、十分な準備(産科医3名、麻酔科医2名、オペ看多数、血液センターのすぐそば)という考えられる最高の条件での癒着胎盤の救命数(子宮摘出手術)は、13例中3例(うち一例は軽度の癒着)とされる。
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