成分として鉛を含まないはんだのこと。
電気製品の部品の接合にははんだが欠かせない。
しかし、そのはんだの材料は鉛と錫であり、そのうちの鉛は有毒金属で環境問題を引き起こす元凶となっている。
このため、2001(平成13)年時点で、日本の電気メーカーの殆どが数年以内の有鉛はんだ全廃を目指す、とした。
また、この流れは世界的なもので、EUでもRoHS指令により2006(平成18)年7月1日から有鉛はんだの使用が禁止された。環境ISOにも鉛は規定されている。
鉛に代わって使用する材料には、毒性が低いことは当然として、鉛にも劣らない導電性、耐久性、伸びの良さが求められる。
その諸条件に合うものには亜鉛、ビスマス、銀、銅、インジウムなどがあり、組み合わせや配合比によって沢山の特許が出願されている。
例えば、松下電器産業(現・パナソニック)と千住金属工業が共同開発した無鉛はんだは錫95.8%、銀3.5%、銅0.7%の比である(融解温度217℃)。
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