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接地端子は大きく二種類あり、大きな手で回せるネジが露出しているものと、蓋が開閉できるようになっていて、内部は座金の上にネジが付いているものとがある。
蓋がついたタイプのものにアース線を付ける場合、まず蓋を壊さないように開け、中にあるネジをプラスドライバーで緩めてからアース線を接続し、ネジを締める。その後、蓋を閉める。そうすると蓋の下部に開いた穴からアース線が垂れ下がるように繋がった状態になる。
接続するアースが複数ある場合、一つの端子に複数のアース線を繋いでも問題ない。
アース線の端末は、絶縁被覆を剥ぎ取った状態の場合と、そこに端子が付いたものとがある。いずれの場合でも、接地端子にあるネジで固定することが想定されている。
端子は、丸形端子と、その上端が切れた「クワ型端子」と呼ばれる定番端子がある。丸形端子は繋ぐ時にネジを外さないとならないが、クワ型端子はネジを緩めるだけで横から差し込めるため脱着が簡単で、利便性があるためよく使われている。
クワ型端子には、4⌀、6⌀、8⌀、10⌀など複数の大きさがあるが、これを使う場合は接地端子のネジの太さに合わせる。小さいとネジが入らない。大きいと緩くてすぐに外れてしまう。大は小を兼ねないので、適切な大きさを選ぶ必要がある。
裏側には2穴があり、どちらも同じであるので、どちらに繋いでも良い。
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