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血液の止血作用を担う、凝固因子のはたらきを調べる検査の一つ。PT時間。
これのみで何らかの病気が判別できるわけではないが、出血傾向のスクリーニング(ふるい分け)として用いられている。
通常は、プロトロンビン時間(PT)のみでなく、内因系の検査であるAPTTと共に実施され、比較することで病状が判断される。
PT時間に関連する凝固因子の殆どは肝臓で作られるため、肝障害があると因子が減少し、PT時間が延長することになる。そこでPT時間を調べ、間接的に肝障害の有無を判断することができる。
凝固因子のうち、第Ⅱ因子(プロトロンビン)、第Ⅸ因子、第Ⅹ因子は肝臓で作られる際にビタミンKを必要とするため、ビタミンK欠乏症ではこれらの因子が不足しAPTTが延長することになる。そこでAPTTを調べ、間接的にビタミンK欠乏症を判断するのに使う。
診療機関によって様々だが、一例は以下の通り。
PT-INRは正常血漿との比であるため、1.00に近いほどよい。
時間が短縮することはあまりなく、異常時は通常、因子不足によって時間が延長する。
PTとAPTTの延長の有無で、欠乏していると思われる因子が判断される。いずれも、単一の場合と複合の場合があるが、この検査だけでは判断できない。
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