スケキヨ丼

読み:すけきよ・どん
品詞:名詞

南鮮の蟾津(ソムジン)江流域で食されているとされる、新鮮な鮎5匹を丼ご飯に逆さに突き立てた、豪快な料理。

目次

南鮮の新聞社である朝鮮日報が紹介したことで、日本にその存在が知れ渡った。但し、スケキヨとは朝鮮語ではない。この丼の名は、あくまで日本での愛称である。

2ちゃんねるのコリアンジョークスレに朝鮮日報ソースの情報が書き込まれたとき、突き刺さっている鮎という、あまりにショッキングなその写真を見た何者かが犬神家の一族のスケキヨに似ていると考え、スケキヨ丼と呼んだことに由来している。

スケキヨとは、横溝正史著「犬神家の一族」に登場する犬神佐清(いぬがみ すけきよ)のことである。

彼は大東亜戦争に従軍した際に顔に大火傷を負い、フルフェイスの白いマスクを常時着用していた。但し劇中に登場するのは、その変装をした、犬神家に復讐しようと企んでいた青沼静馬、というのが物語の伏線となっている。

そしてスケキヨ、つまりその変装をしていた青沼静馬は、湖に頭から突っ込み逆立ちの格好となる、無残な最期を遂げた。水から足が二本だけ飛び出すというシュールな死に様は、見る者に深い印象を与えた。

ここから、鮎が逆さに突き立てられた姿の丼に、スケキヨ丼なる名が付けられた。

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