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覚醒剤の一つ。日本ではアンフェタミンや、メタンフェタミン及びその前駆物質であるエフェドリン類から作られたものをシャブと呼ぶ。
使うと気持ちが良くなるらしい。
簡単に言えば、スーパーサイヤ人になれる。但しそれは最初のうちだけで、すぐに耐性が付き、お金もなくなり体も壊して不幸になる。
実際の経験者によると、これは「元気の前借り」だそうである。それも、利子が物凄い前借りだという。
慢性化するのは、シャブは強烈に気持ちが良いからである。ひとたび体験すれば、他の娯楽は全て色あせてしまう。
シャブを辞めること自体は、様々な事情で可能だろう(自発的に、経済的に、逮捕されて、など)が、快感は忘れる事が出来ないので、これを一生の間、我慢し続けなければならない。
人生にもう楽しいことがなくなり、迷惑を掛ける人もいなくなった独り者であるならシャブもありかもしれないが、若いうちにこのような薬に手を出すのは、良い判断ではない。
中毒性が煙草より低いのは事実であるが、体がボロボロになるのは煙草の比ではない。ガンや肝炎などの病気に罹るリスクは、煙草などより遥かに高い。薬物の回し打ちで肝炎などのウイルスに罹る例も多い。
結果として、一度でもシャブを使えば、苦しんで死ぬか、一生我慢するか、どちらかの結論しか無いのである。
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