サリュート1号

読み:サリュートいちごう
外語:Салют 1 ロシア語 , Salyut 1 英語
品詞:固有名詞

旧ソ連の宇宙ステーションの一つ。

目次

  • 打ち上げ: 1971(昭和46)年4月19日
  • ロケット: プロトン8K82K
  • 発射台: バイコヌール宇宙基地 (チュラタム)
  • 打ち上げ時質量: 約19,000kg
  • 搭乗員: なし(無人)
  • 国際標識番号: 1971-032A

沿革

  • 1971(昭和46)年4月19日: 打ち上げ
  • 1971(昭和46)年6月7日〜6月29日: ソユーズ11号による有人ミッション

平和目的としてはソ連初の宇宙ステーションである。

打ち上げ4日後の年4月24日に3人の宇宙飛行士を乗せたソユーズ10号が打ち上げられたが、ドッキング後にステーションへ乗り移ることができず、翌日そのまま帰還した。

同じ年の6月7日にソユーズ11号がドッキングし、3人の乗員がサリュート1号に乗り込み23日間滞在し、6月29日に帰還した。しかし、ソユーズ宇宙船内の空気が失われる事故によって、乗組員三名全員が死亡した。

ソユーズ11号の乗組員は次の通り。

  • ゲオルギ・チモフェビッチ・ドブロボルスキー (Георгий Тимофеевич Добровольский)
  • ウラジスラフ・ニコラエビッチ・ボルコフ (Владислав Николаевич Волков)
  • ビクトール・イワノビッチ・パチャエフ (Виктор Иванович Пацаев)

打ち上げ直後の近地点高度180km、遠地点高度214km、軌道傾斜51.4°、公転周期88.5分。

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サリュート

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