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1970年代〜1980年代に旧ソ連が打ち上げた有人宇宙ステーション。平和目的のサリュートと、軍事目的のアルマースの二つの計画で構成される。
サリュートは2、3、5号は軍事目的で、大型の光学望遠鏡が搭載されており、地上の軍事施設などの偵察用撮影が行なわれた。これらはそれぞれアルマース1、2、3号と呼ばれる。
サリュートは、大きくサリュート1〜5号の第一世代、サリュート6〜7号の第二世代に分類できる。また、これにミールから始まる第三世代が続くことになる。
第一世代のサリュートにはドッキング・モジュールが一ヶ所しかなく、数人程度しか滞在できなかった。第二世代のサリュート6〜7号ではドッキング・モジュールを前後2ヶ所に増設したため、帰還用の宇宙船を確保した上で新しいメンバーの交代や物資の補給が可能となり、長期滞在ができるようになった。
もともと軍事目的であったが、宇宙開発の流れでミール、そして国際宇宙ステーション計画へと続く切っ掛けを作るという大きな功績を残した。
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