非小細胞肺がん治療薬の成分。アストラゼネカにより合成された初のEGFR(上皮成長因子受容体)チロシンキナーゼ阻害剤。
ゲフィチニブ
常温常圧乾燥下では白色の粉末である。
溶解性はpHに依存する。pHが高くなるほど、溶けにくくなる。
腫瘍の増殖抑制作用。
この抗がん剤は、従来の抗がん剤とは全く異なる新しいタイプの薬品で、分子標的治療薬と呼ばれるカテゴリーに属する。
がん細胞には、全てではないが細胞表面にEGFR(上皮成長因子受容体)と呼ばれる蛋白質を持つ物がある。この蛋白質によりチロシンキナーゼと呼ばれる酵素が活性化され、これによりがん細胞が増殖すると考えられている。
そこでゲフィチニブは、このEGFRチロシンキナーゼを選択的に阻害する(働きを止める)ことでがん細胞の増殖を抑える。
このため、上皮成長因子受容体チロシンキナーゼ阻害剤とも呼ばれる。
ゲフィチニブとして250mgを一日一回、経口投与する。
製品であるイレッサの項を参照。
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