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マイクロプロセッサーがフラグレジスターに持つフラグのうち、事前の演算結果がオーバーフロー(又はアンダーフロー)したことを表わすもの。
計算結果が桁上がりし、結果を格納できない場合に立てられるフラグが「キャリーフラグ」である。
逆に、計算結果が桁下がりし、結果が小さくなり過ぎた場合には「ボローフラグ」が立てられるが、キャリーフラグと別になっていることもあれば、共通化されていることもある。
ADD/SUB等の演算命令や、CMP等の比較命令において演算結果がマイナスないしレジスターに格納可能なサイズを超えたとき、キャリーフラグ(又はボローフラグ)は立てられる。
また論理演算では、シフトやローテートにおいて、余った1ビットをこのフラグへ格納する命令があることも多い。
CISC系マイクロプロセッサーでは一般的な仕様だが、RISCではこのようなフラグがないこともある。
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