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マイクロプロセッサーの設計の一つで、演算を、必ずアキュームレーターを対象に実施する設計。アキュームレーター方式とも。
8ビットマイクロプロセッサーなど、古典的な設計のマイクロプロセッサーでは主流となる設計方針だった。
アキュームレーターマシンの設計では、演算器(ALU)に対応付けられた演算レジスターが、単一のACC(アキュームレーター)レジスターのみとなる。
演算レジスターを一つに絞ることで、回路構成を単純化したり、命令語数を減らしたりできるメリットがあった。
アキュームレーターマシンでは、演算はアキュームレーターと他のレジスターまたはメモリーとの間でのみ実施され、演算結果は常にアキュームレーターに返されていた。
この設計では、値が返されるのはアキュームレーターと決まっているため、アセンブリ言語においてもアキュームレーターをいちいち記載しないものが多かった。
ADD reg
この場合、A ← A + reg という演算となり、暗黙のうちにアキュームレーターが使われた。
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