まいど1号

読み:まいどいちごう
品詞:固有名詞

東大阪宇宙開発協同組合(SOHLA)が計画した人工衛星1号機の愛称。

目次

愛称の由来は、この計画のリーダーで、航空機部品メーカー社長の青木豊彦の口癖から。

曰く「宇宙から全国の中小企業に元気を贈る」とのことである。

冗談のような名前であるが、公共広告機構(AC)によるTV CMも放映された。

打ち上げまで

その後東京大学などと組み、PETSATとして実現に向け大きく進むことになり、二機の試験機が打ち上げられる計画となった。

「まいど1号」は、その最初に成功した試験機、SOHLA-1の名前となった。

2009(平成21)年1月23日、打ち上げに成功した。

その後

まいど1号は2009(平成21)年5月末まで定常運用され、2009(平成21)年6月からは後期利用フェーズとしてデータ習得やアマチュア無線運用などを実施した。

衛星運用は、大阪府立大学のアマチュア無線地上局から学生が毎日交替で行なってきた。しかしJAXAとの運用委託契約が2009(平成21)年10月15日に切れることから、安全上の理由により、2009(平成21)年10月10日00:36(9日@691)にまいど1号の全機能が停止され、運用が終了された。まいど1号は2009(平成21)年10月10日12:43:33(@196)に停波を完了し、全任務を終えた。

大阪府立大学小型宇宙機システム研究センターは、まいど1号の設計開発で得られた知識と経験から、次の小型衛星プロジェクトに向けて活動を継続するとしている。

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