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こうのとり(HTV)の6号機。JAXAの資料では『「こうのとり」6号機』と書かれている。
宇宙に漂う大型のスペースデブリ(宇宙ゴミ)を取り除くための技術実証である。
長さ700m、重さ約45kgの、アルミニウムとステンレスを素材にして編んだ導電性のワイヤーを3本に束ねた構造となる。「こうのとり」に取り付けておき、物資を国際宇宙ステーション(ISS)に届けた帰還時に、切り離して宇宙に放出する。
テザーが地球の磁場を横切ると誘導起電力が発生し、テザーの両端に電位差が生じる。一端からは電子が放出され、もう一端からはプラズマ電子が集められ、テザーには最大で10mAの電流が流れるようになっている。
この時電流と磁場の干渉によって推力が発生(推力=テザー電流×地球磁場×テザー長)し、この推力を用いてデブリを軌道から除去する。
スペースデブリは自由運動をしており、軌道上での捕獲は容易ではない。
実際に軌道から除去し、大気圏内に投入させる方法としてJAXAは、次の方法を考えている。
今回はこのうち3番目、導電性テザー技術について、検証を実施する。
ISS用の電源であり、命綱である、交換用の新型リチウムイオン電池を輸送した。
今回は、国産、「GSユアサ」製が採用されている。
この時点で、ISS向けとして最大の輸送力を持っているのは「こうのとり」であり、ISS用の大型リチウムイオン電池を輸送できるのは「こうのとり」のみである。
この輸送は「こうのとり」にしか出来ないことであり、かつ今回はこれを6個輸送した。
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