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CAS遅延時間。一般に略して "CL" と書かれる。
DRAMは集積度を上げて容量を稼ぐため、アドレスを指定する信号線が半分になっていて、行・列というように2回に分けて特定のアドレスを指定している。
行アドレスを指定した後に列アドレスを指定し、その後クロックに同期してデータが転送されるのがSDRAMの構造で、"CL" は、列アドレスを指定してからデータが出力されるまでの遅延時間を意味する。当然遅延時間が短いほど高速になる。
一般に流通しているSDRAMではCL2とCL3が多い。当然CL2の方が高速で人気があるため、需要対供給のバランスからCL2の方がCL3より安くなることもある。しかし実際の差はほんの微々たるものであり、人間がその差を感じ取ることはおよそ不可能なので、普通に使うだけなら安いほうを選んで買うのが正解と言える。
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